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​中高年からの天体望遠鏡選び
​ークリ
マスプレゼントの天体望遠鏡選びに迷わないために―

 子供の頃から天体望遠鏡が欲しかった。当時、反射式望遠鏡の作り方の本が出版され、レンズを研磨する所からはじまる本にはわくわくしたものだ。星が好きで、中学生の頃には天文の専門雑誌を購読していた程であるが、星座は精々オリオン座程度しか覚えられなかった。併せてUFOの雑誌も取るくらいだから、未知のものに興味があったということであろう。
 さて例年のごとく、12月の声を聞けば、息子へのサンタからのプレゼントを何にするか、いつも頭を悩ます。まだ小学3年の息子は、マリオのゲーム機を欲しがる。去年も、一昨年もゲームソフトだった。そこで、遊び道具ではなく、勉強にもなるような、そう天体望遠鏡なんかを買って上げたらどうかと思い当たった。自分も、マンション4階のベランダから見える煌々(こうこう)と瞬(またた)く星や月を天体望遠鏡で見てみたいものだと常々思っていたので、妻と相談し、多数の天体望遠鏡を揃えている横浜のコジマ電機などを物色してみた。ところが展示しているほとんどの製品が、メーカー取り寄せではなく、メーカー自体の倉庫に在庫がないという超品切れ状態で、いつ出荷できるか分からないという異常事態であった。親が考えることはみな同じだ。

 昨年は、はやぶさ2がリュウグウから小石を持ち帰った事件が大きかったからであろうか、値段の高い機種以外は、ほとんどすべて品切れであった。通販でも同じであった。あせった筆者は、インターネット検索を駆使してみたら、有名なVIXEN(ビクセン)の4万4千円と筆者でも買える手頃な、まだ品切れになっていない天体望遠鏡を見つけたのだ。

 ここで、筆者が天体望遠鏡を選ぶ際に参考にしたホームページを紹介したい。ITテックライターと名乗る石井英雄氏の「天体望遠鏡の選び方のポイントは?」である。
若い頃はよく、つい出来心で買った安い天体望遠鏡のすべてが、すぐにお蔵入りとなった経験がある。星を見ても探せないからだ。安い物は、筒だけで売っているが、三脚がないと手振れでとても見れたものではない。安い物は、精々が月を見る程度である。

中高年からの天体望遠鏡、顕微鏡操作時の注意
 今回、天体望遠鏡を選んでいるうちに、子供に渡す予定の自分の方がしょっちゅう借りる羽目になりそうと考えると、これは自分のものにして、代わりに品切りになっていない顕微鏡を子供にプレゼントすることにして、息子のために1万円の顕微鏡を購入した。購入後、子供が見れるようにと、自分でも顕微鏡をのぞいて見てみたら、どうもごみが入っているようなのだ。接眼レンズを動かしても出てくるし、対物レンズの表面をレンズ磨きで拭いても出てくるため、顕微鏡内部にごみがあるのではないかと思った。これでは使えないと思い、返品することにした。アマゾンでは、送付料も含めて無償で返品に応じてくれた。そこで、別な顕微鏡を買って同じように顕微鏡を見てみたら、同じような模様がでたために分かったのだ
が、中高年になると、目の組織のタンパク質が変性し、それが顕微鏡のレンズの中に写しだされていたのが分かった。眼科医にもそのことを指摘された。天体望遠鏡でも同じように出てきて、興趣を削ぐ。現在、木星をみているところだが、目の異常のため、木星の模様がはっきりせず、焦点を合わせるのに難儀している。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

通販で購入したVIXENのポルタⅡ(AB0Mf)
 口径80mm倍率144倍の屈折式望遠鏡で、架台は経緯台。石井英雄氏によると「微動装置付きのフリーストップ式なので、大まかに位置を合わせてから目的の天体を視野に入れやすくなっている。」、「中学生から大人まで、特に木星や土星などの惑星を高倍率で見たい人に向いています」とあったため、飛びついたのだ。届いてみると、架台込みの重量は9.5㎏と重く、キャンプに持っていける代物ではない。まず、三脚の架台に鏡筒を取り付けるのが難しかった。また、鏡筒を横に動かせるハンドルと上下に動かせるハンドルをどこに取り付けるのが便利なのかが分からなかった。何度もやってみて、ファインダーと本体をのぞきながら、目的の天体を探せるような位置にハンドルを取り付けるのに何度も試してみて、やっと好位置に取り付けることができた。それまでに優に1ヶ月はかかっている。ガイドには、ファインダーで探してから、本体で探すとあるが、ファインダーに映っていても、本体に映るわけでもない。筆者はそこで、まずファインダーで探し、ファインダーのレンズの中心に行くように操作する段階から目をファインダーから本体に移して操作してみたら、目的の天体を探しやすくなった。こうして、2、3日前、本体のレンズの中に、今夜一番輝いている星を見つけた。後で調べて知ったが、その星は木星であった。レンズの視界一杯に広がるほどの迫力で、「え?こんな代物が天に輝いていたのか。今地球に届いた木星の光は40光分(光の速さで40分の距離)なのか」と考えると、神秘的である。読者の皆さんも迫力のある光景を見てもらいたいものだ。その後何度か見るうちに、口径が31.7mmの46倍のPL20mm(PLは、プローセルの略称で、2群4枚のレンズからなる接眼レンズ)で、木星の衛星も見えた。
 ところで、購入後、既に1ヶ月経とうというのに、接眼レンズの中で、一番倍率が144倍と高い接眼レンズを使って木星を見ようとするのだが、まだ見れていない。144倍の口径の小さいPL6.3mmの接眼レンズでは、なかなか衛星どころか木星本体がまだ焦点が合っていない。どうにも焦点が合わないのである。いかに口径が大きいものを選ぶ必要があるのかが見て取れよう。しかし、納品されていたパンフレットを見て、鏡筒の見ている像が、ファインダーでも真ん中に来るように、最初に星空を見る時に調整しなくてはいけなかったのが後で分かった。ファインダーをのぞいて映っている星が本体の鏡筒でも見れるものと勝手に思っていたのだ。そうではなかった。フィンダーをのぞくと十字線が現れ、ファインダーでのぞいた像と鏡筒の像が一致するようにネジで調整したら、星をすぐに探すことができた。ただ、赤道義ではないので、つまみ一つで星を追尾できない。星はすぐに視界から外れるので、やはり赤道義が良い。また、低倍率46倍の接眼レンズPL20は実視界64分で視界が広く見易いが、高倍率144倍のPL6.3は実視界が22分で視界が狭くて暗く、楽しめない。ビクセンの良いところは姿形がいかにも天体望遠鏡という感じで格好が良く、毎日ベランダから星を見るのが楽しみになったことだ。星空ガイドブックも付いていて、別に本を買わなくても良い。ただ、別売りで購入したスマホ撮影用の部品はしっかり固定できず、写真がうまく取れないのは残念。

 正直に言えば、もっといいものを買いたかった。読者の皆さんには下記の「今にして買いたかった製品」を参考にしてほしい。値は張るが、やはり自動で天体を探し追尾してくれる天体望遠鏡が素人にはいい。

今にして買いたかった製品
 

1-1 ケンコー SE-AT100N RD [天体望遠鏡 スカイエクスプローラー]広告文:

「簡単なセッティングで、一度とらえた天体を望遠鏡が自動で追い続ける「自動追尾機能」付きの天体望遠鏡です。卓上型の軽量・コンパクトな望遠鏡ですので、ご自宅のベランダやキャンプなどでもお気軽にお使いいただけます。 」 42,543円で、自動追尾式、口径100mm、キャンプにも持って行けるとあっては、一押し商品。

自動追尾式でこの値段はないでしょう。ハンドコントローラがあり、天体情報とともに星空を観測できる。

 

 

 

 

 

 

 

1-2 Kenko 天体望遠鏡 スマホで星を撮ろうセット Sky Explorer SE-GT100N2-SA 反射式 口径100mm 焦点距離450mm 自動導入機能付74,982円。自動追尾式でこの値段はないでしょう。ハンドコントローラがあり、天体情報とともに星空を観測できる。星を見つけるのが困難な初心者には、自動で見たい星を登録すれば、自動で探して追尾してくれる本天体望遠鏡は垂涎の的である。

 

 

1-3 Celestron(セレストロン)NEXSTAR
 持ち運びしやすいようにとレンズと鏡を組み合わせたカタディオプトリック式で、見たい天体を指定すれば自動的にずっと追尾してくれるアメリカの光学機器メーカーCelestronの口径130mmのNEXSTARがいい。20万3,200

 

2-1 日本製のレイメイ藤井の「天体望遠鏡反射式・赤道義」 子供にプレゼントするなら、34,650円と安い日本製のレイメイ藤井の「天体望遠鏡反射式・赤道義」がいい。10㎏と重いが、3万円台の赤道義はないでしょう。しかも、スマホ撮影にも対応している。口径114mmと大口径で、倍率228倍である。筆者が購入したビクセンよりはるかに口径が大きいので見やすいでしょう。クリスマスプレゼントに一押しである。ただし10㎏と重いので持ち出しは不便。

 

2-2アメリカ製ミードAZM-90 口径が90mmと大口径で倍率165倍、微動装置付きのフリ-ストップ式経緯台の屈折式望遠鏡。41,790円と安い。石井氏によると、「大口径ながら低価格で買える入門モデル」である。架台込み重量は5.3kgと軽く気軽に持ち出せる(右下の写真はAZM​70)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2-3 日本製のスコープテック「ラプトル60天体望遠鏡セット」  口径60mmの屈折式望遠鏡で、架台はフリーストップ式経緯台。架台込み重量は2.5kgと軽く、気軽に持ち出せる。31,900円。石井氏によると「初心者向け望遠鏡の決定版」。「安くてもよく見えるので、小学生が初めて使う天体望遠鏡としておすすめ」という。

 

 

3.ビクセンAP-R130Sf・SM APR130SF・SM 口径130mm、倍率103倍の動かせばすぐに止まるフリーストップ式、自動追尾式のモータードライブ付き赤道義のVIXENのAPR130Sf・SM。大口径なので、淡い天体の星雲や星団の観測に適しているという。18万円。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素人が選ぶ天体望遠鏡選びの教訓
1.クリスマスプレゼント用は早く動くことが鉄則である。
2.キャンプなど旅行に行って満天の星を眺めるという楽しみ方があるので、持ち運びが便利な機種がいい。
3.倍率よりも、明るさを重視したい。レンズをのぞいて、星が暗くては、見ても興趣が沸かない。この点で、屈折式望遠鏡よりも、口径が大きくて明るい星を見れる反射式望遠鏡の方が良い。値段的にも反射式の方が安い。石井氏の評では、「反射式望遠鏡は、光軸がずれやすく、また使用前に外気になじませる必要があるので、慣れた人向き」とあったため、敬遠して購入しなかった。しかしいま思えば、星が明るく見える点はいいのではないか。
4.天体望遠鏡を乗せる架台は、経緯台よりも、つまみをひとつ動かすだけで、天体の動きに合わせて望遠鏡を追尾できる赤道義が望まれる。値段は張るが天体の自動追尾ができるモータードライブ付きの機種が良い。何しろすぐに地球の自転で星が動き、合わせるのが大変である。この点で、上記2-1 日本製の34,650円のレイメイ藤井の「天体望遠鏡反射式・赤道義」と、42,543円の1-1の自動追尾式のケンコーの卓上型SE-AT100N RDスカイエクスプローラーは「買い」である。もう一つ言えば、星を見つけるのが困難な初心者には、見たい星を登録すれば、自動で探して追尾してくれるKenko 天体望遠鏡 スマホで星を撮ろうセット Sky Explorer SE-GT100N2-SA 反射式 口径100mm 焦点距離450mm 自動導入機能付74,982円を勧めたい。

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