尾瀬のミズバショー。
森川海守が勧める環境配慮の店、勧めない店
東急ハンズ
良いところ
何しろ、なんでもあって、ウインドウショッピングが楽しい。伝え聞いたか、外国人も物色しに来ている。
悪いところ
例えば、縄跳びを買おうと思い、並べられた品物を見たら、普通の縄飛び、紐が布で、握り部分が木材の安い商品がない。むしろこちらの方が環境に良いし、懐(ふところ)がやさしい。売っているものは、紐部分がプラスチックである。なんでも置いているはずが、環境に良い商品を置いていないとは何事か。万事がこんな感じを受ける。環境問題という観点から、展示商品を見直すべきである。
無印良品
今話題の海を汚染するマイクロプラスチックとなる合成繊維使用の洋服が少ない。
インド製の綿手織り絨毯(140×200㎝が8,900円)
布草履 掃除機は、水分を吸い込むと厄介である。ごみを貯めるプラスチック容器に細かいごみがくっつくようになって取るのが大変である。しかし、布草履があれば、わざわざ雑巾を使わなくても、足にはいた布草履を滑(すべ)らせれば、床の水分を拭き取ってくれるので重宝する。
漆塗りの木製茶碗 改良して欲しいこと ポイントを集めるためには、スマホに登録する必要があるが、おじさんたちにはこれが面倒臭い。どちらかというと、カードに比べて、かさ張るためにかばんの奥に置くものだから、なかなか取り出せない。パスワードを入力するのも難儀する。カードなら、財布に入れているから、取り出しやすい。ヤマダ電機がそうしているように、スマホ一辺倒だけではなく、IT機器に疎(うと)いIT難民の人たちにもやさしい小売店になって欲しいものだ。
大戸屋
良いところ 何回も使用できる箸がおかれ、環境に配慮しているし、料理には、ひじきの煮物やワカメの味噌汁が付き、お客の健康を考えているなと感心する。さば定食など、魚がふっくらと焼きあがっていて美味しい。
悪いところ
コロワイドによるTOB買収が成功して、店内調理から、1ヶ所で集中的に調理するセントラルキッチン方式を導入するという。これは、要するに、出来上がった調理品を冷凍にして、各店舗に配送し、各店舗はこれを解凍して、お客に提供しようというもの。これがどれほど美味しくないか。安くイタリア料理とワインをいただけるというサイゼリア。暖かいうちはいいが、冷めるととても食べられないピザなどになってしまうかと思うと残念である。今までの大戸屋は、店内調理で、さば定食に見るように、焼かれたさばがふっくらと盛り上がり、また消費者の健康を考え、ひじき煮が付いてお客に提供される。買収が成功したいま、コロワイドは、自身の取締役を選任して、セントラルキッチン方式を導入するという。コロワイドには申し上げたい。冷凍ものを解凍するだけの定食屋にならないよう、店内調理をできるだけ残して欲しいものだ。 改良して欲しいこと 子供には、サービスとして、おもちゃが提供される。これがすべて中国製のプラスチック製品。しかも子供が喜んで持ち帰ったものは、1週間も経たずに、見向きもされない品物と化する。経営陣は御存知ないのだろうか?プラスチックには添加剤が大量に付いていることを。一時は超微量でも体に悪いと騒がれた環境ホルモン。黄色の着色剤には鉛が含んでいるとかの問題もある。どちらにしても、食事の前に触っていい品物ではない。提供する必要はないし、提供したければ、プラスチックではないものを考えて欲しい。木材でもいいのではないか。当たりが出るクイズもいいのではないか。アイデアを提供したい。