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執筆者の写真森川海守

Go to トラベルで下田の温泉に行ってきました


壺中の天(こちゅうのてん) 宿〇文(やどまるぶん)(URL: https://www.yadomarubun.com/member/ )


 変わった名前の宿です。Gooによると、「壺中之天」は、別世界、別天地のこと。 また、酒を飲んで俗世間を忘れることのたとえ。今回、ゆこゆこネット(URL: https://www.yukoyuko.net/)で予約をして宿泊。ゆこゆこの特徴は、電話だけで予約して、現地支払い。しかも、面倒な「Go to トラベル」も、電話だけで済み、高級ホテルを、1万8千円のところ、35%引きで、一人朝夕食付約1万3千円で済んだ。ホームページ読者の皆さんにも勧めたい。

 今回、土曜宿泊の予約が取れず、金曜宿泊の1泊2日で、行きはJR「伊豆踊り子号」、帰りは、下田から横浜までは新型特急「サフィール踊り子」で行ってきました。天気は、台風の合間の快晴。子供は大波におおはしゃぎ。帰りは、下田ロープウエイに乗ったので、報告しましょう。


壺中の天(こちゅうのてん) 宿〇文(やどまるぶん)

 何しろ、弓ヶ浜という、日本の渚百選に選ばれた、美しい弓型の白砂浜に、なんとホテルから2分もかからない、好立地のホテルであることだ。1階にある大浴場には、水着のまま入退場できる。大浴場に着替えを用意しておけば、砂浜で泳いだ後、すぐに風呂場に直行できる。今回は、夕方も朝方も、泳ぎを楽しみ、その後、砂浜を眺められる温泉を楽しんだ。

 朝食も夕食も、食べ放題のバイキングと異なり、席に座れば、出来立ての料理が、運ばれてくるため、ゆっくりおしゃべりしながら食事を楽しめる。今回のプランは、「伊勢海老&金目鯛プラン」。しかし、一番美味しかったのは、かぼちゃのプリンのような料理、「南京清涼蒸し」)だった。一口、口に運べば、美味しさが口いっぱいに広がる。デザートのグレープフルーツのプリンも美味しかったが、普通のグレープフルーツでもいいのにと思わないでもない。

 ベランダには、一人用の大きな壺の風呂桶がおかれ、部屋でも風呂に入れる。全部屋、オーシャンビューなので、風呂場からも、窓からも、弓型の砂浜を眺められ、波の音を聞きながら、風呂に入れる。

露天風呂も海を眺められる1階にあり、砂浜の寄せる波の、「ザブーン」という音を聞きながら風呂につかることができ、毎日の通勤の喧騒を忘れて、しばしの癒しを楽しめる。

従業員がすべて日本人で、世話好きな女性陣が多く、地元の情報にも詳しい。筆者は砂浜に散乱する海草のことを尋ねたが、的確な答えが返ってきた。例えば、砂浜に打ちあがっているコンブのような海草は、カジメで、硬くて食べられないといった話しを聞いた。最近多い外国人従業員だと、地元の情報には疎く、親しみや

残念なのは、料理が多すぎて、お腹がいっぱいに成りすぎること。連泊したら肥満への道まっしぐらである。料理の量を抑えて、宿泊料金が安くなる方向であればいのだが。

 


周辺の観光地

 下田海中水族館

 イルカショーや小さな水室の中にいるクラゲも面白かったが、小さな湾そのものが、水族館の生物の遊泳所になっていて、透明な窓越しに、イワシの群れや、ウミガメやエイなどの生物が自然の状態で泳いでいるのをみることができるようになっている。


下田ロープウエイ

 わずか標高約200mの寝姿山にかかるロープウエイであるが、ロープウエイから降りた後、山の頂上にある縁結び愛染堂に至るまでの遊歩道の各所に面白い隠れパワースポットがあって楽しめる。山頂からは、下田市街、下田港、伊豆七島、天城連山を一望できる絶景となっている。

・石割り楠(くすのき):約50年前に、岩を割って芽を出し、現在も岩を割りながら成長を続けている楠で、幹を一周すればパワーをもらえるという言い伝えがある。実際、疲れていたうちのかみさんは、一周しただけで元気になり、頂上まで歩けるようになった。嘘か本当か?

・和み(なごみ)玉投げ処(ところ):寝姿山愛染堂は、聖徳太子建立の奈良法隆寺の夢殿を2/3に再現したもので、説明書きによると、200円で4つの玉(粘土を約5㎝程の玉に固めたもの)を入手し、一人の場合は、一つを投げて、写真の縄の輪の中を通す。さらにその先にある石に当てる。玉が輪を通ると、「和」が成就し、さらにその先にある石の岩に当たると、「和」がさらに深まると言い伝えられている。恋人、夫婦、友達同士で行うときは、同時に投げて左右の輪に通し、さらにその先の岩に当てる。

 説明書きでは簡単そうだが、やってみると、筆者の投げた石は、先の石の岩の端っこに当たり、かみさんと息子はあらぬ方向に行ってしまった。難しそうだが、石の岩の足元を見ると、砕けた球が散乱しており、岩までいった方も案外多そうである。投げるのが上手な方は挑戦してみるのも一興(いっきょう)。


ロープウエイの終点にあるレストラン

 わずか5,6分で頂上のロープウエイに着くと、店主と思しきレストランのウェイターがレストランのパンフレットを、乗降客一人ひとりに手渡している。暑い最中で、かき氷もやっているという。30分ほどかけて遊歩道から降りてきたら、丁度お昼時。中に入ろうかとかみさんと相談し、入って注文して見たら、あじのフライのサンドイッチは、パンがこんがりと焼かれ、中にはさまれたアジフライもキャベツと共に、ソース味がきいて美味しかった。ホットケーキもジャムにクリームにハチ密もついて出てくる。ミカンジュースもみかんから搾った感じのジュースで、子供は大喜びであった。窓からは下田の港とボートが行き来する景色を眺めながらであるから、ホットするレストランである。これらの事柄を嘘と思う読者は下田に行ったら、頂上のレストランに入ってみてはいかがか。

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