使ってみて、このSeeStarS50はお勧めです。星や風景の写真撮影だけに特化した天体望遠鏡です。肉眼では見えない彗星を、しっかり写し出してくれました(下記写真)。最初に水平であることが求められますが、水平でなくても、望遠鏡の方で、自動で修正してくれます。見たい星を自動導入、自動焦点、自動追尾してくれる優れものです。10月1日より値下げされ、税込み76,500円です。下の写真は、2024年10月22日に本機で撮影した紫金・アトラス彗星です。

欠点は、付属の三脚の足が短か過ぎて、マンションのベランダから観望できないことです。普通の三脚に替えれば、問題ありません。但し、カメラ用の太ネジ(UNC3/8)を使用しているので、普通の三脚の細ネジ(UNC1/4)にかぶせて太ネジに替える変換ブッシュアダプターが必要です。カメラ屋さんで販売しています。
もう1点は、月はきれいに撮れますが、惑星撮影は苦手で、木星の縞は今まで見えたことがありません。土星の環は見えます。下の写真は、本機で撮影したオリオン大星雲です。

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